さて、そろそろ、函館にも桜の時期が到来です。
函館の花見時期は、本州の花見時期から、丁度1カ月遅れくらいです。
ですので、ざっと「ゴールデンウィーク」前後が、その頃になります。
その頃に運良く来た方は、地元で1回、函館でもう1回と「お花見を2度堪能できる」ことになります。いいですね!
そして、この時期あたりから、函館への観光客の数もぐっと増えます。
今回、函館のお花見スポットで私がお勧めするのは、3箇所です。
そして、リピーターの方を対象にしていますので、「ドライブで行く函館のお花見」ということで紹介します。
1 この時期の函館ドライブの注意点
以前のブログでも紹介しましたが、函館市内は路面電車が走っています。右折の際には、くれぐれも路面電車の進路を妨げないように注意して下さいね。
それと、路面電車が来ないからと言って、電車の線路付近(軌道敷)を長いこと走行していると、「軌道敷内違反」で捕まりますので注意してくださいね。
「そんなのあるの?」と思うでしょう・・本当です。実際、昔、私の父が捕まりました。
最後に花見スポット付近のドライブの注意点です。
お花見時期は、花見スポットの周りは大変混雑しています。
これが、ドライブしながらゆっくり桜を見れることにもつながるのですが・・うっかりして追突事故などを起こさないよう慎重に運転して下さい。これは、お願いします。
では、函館のお花見スポットを紹介しますね。
2 五稜郭公園
何といっても、写真のように桜の量が「圧巻」です。多分、青森県の弘前城 公園と、1,2を争うほどの桜の花の迫力です。
当然、この時期には、函館人も大挙して、五稜郭公園とその周りにお花見に出かけます。
その結果、お花見の時期の「五稜郭公園」の付近の道路は「大渋滞」となります。
リピーターの方は、この点を、注意して下さいね。そういうものだと覚悟して下さい。さらに、付近の駐車場は、まず満車で駐車は難しいと思って下さい。
でも、先程述べましたように、物は考えようで・・渋滞すれば車内からゆっくりと、お花見ができるのです。余裕をもって、安全運転でゆっくり行きましょう。
この混雑状況は、次の「桜が丘通り」も同じです。
3 桜が丘通り
桜が丘通りは、市電電停の「柏木町」付近にあり、柏木町方向から入ったほうが良いでしょう。ここは、約1キロメートルの道路の両側に100本程度の桜があるので、まさに「お花見トンネル」の様な景観です。
そして、この時期は、通りの入り口付近で既に車が渋滞していますので、場所は却ってわかり易いです。
しかし、このため、市電電停の「五稜郭公園前」方向から来て、右折で入るのはかなり難しい状況です。
できれば、場所を確認してから、湯川方向から戻って来て入るのがスムーズかも知れません。
この時期、この通りを走行する車はすべて「お花見ドライブ」です。
したがって、対向車や、前方の車に注意しながらゆっくり進んでください。
4 函館公園
函館公園は、車では入れないので、ここは駐車場に止めてから入ります。
函館山の麓にあり、動物園や博物館もあるので、春の函館を楽しんでください。
ひと汗かいたら・・近くの「谷地頭温泉」まで、ドライブで押しを伸ばして、ひと風呂浴びるのも乙ですよ。
その他にも、「トラピスチヌ修道院」「元町配水場」「函館八幡宮」など色々な場所がありますが、この3か所は、特におすすめの花見スポットです。
5 最後に桜餅について
お花見の時期には、桜餅ですね。
桜餅には、関西風の「道明寺」と関東風の「長明寺」の2種類があるんです。
しかし、函館の桜餅は、どういう訳か、写真左側の関西風の「道明寺」なんですよ!
函館の食べ物は、ほどんとが関東風なんですが、これが唯一関西風の食べ物かと思います。
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ちなみに、お花見時期に、函館の和菓子屋さんに行って「桜餅下さい」っていうと、「はい、どうぞ」と、道明寺が自然に出てきます。
その際に、「函館の桜餅は、何故、道明寺なのですか?」と聞いてみるのも面白いかもしれませんね。
「函館では、昔からこれだ!」・・と、言われる可能性もあります。(笑)
この理由を、ご存知の方は是非教えて下さいね。