函館の「和洋折衷」な建築とお祭り

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函館の夜景(はこぶら)

 さて、その前に今頃の函館の話題です。


 実は、6月からは函館の名物である「イカ」漁が解禁されています。
 函館山からの夜景に花を添える、あの津軽海峡のたくさんの煌めく「漁火」の元となる、「イカ釣り船」の出番がやってきました。


 ただ、「イカ」は、函館市の「市の魚」にも指定されているのですが・・ここ数年は残念なことに、スルメイカの漁獲量は極端に少なくなっています。


 このため、函館の回転ずしを含むお寿司屋さんでは、最近の寿司ネタのイカは、「スルメイカ」だけではなくて、「ヤリイカ」が多くなってきました。

 

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スルメイカ

 昔の「函館のイカ」、と言えば「スルメイカ」が当たり前でした。
 そして、スルメイカの、その透き通った厚い肉を噛むと、中からにじみ出る美味しい甘みは、「握り寿司」にしても「イカ刺」にしても最高の味で、ほっぺたが落ちそうでした。
 もちろんその頃は、寿司1皿の値段も100円~150円くらいで、絶品のイカを飽きるほど食べることができたものです。
 しかし、今ではスルメイカの不漁に伴って値段も高騰し、残念ながら1皿なんと!200円~400円もします。


 今年こそは、是非、イカの豊漁を期待したい・・そして、美味くて安いイカを食べたい・・これは函館市民の願いだとも思います。


 ひと昔前のイカが豊漁だった時代、函館の夏の朝の風物詩・・自転車の荷台に「朝イカ」を載せ、イカを売りに来るおばさんの威勢のいい声!

 「イガ~、イガ、イガァ~!!」は、今となっては函館の無形文化遺産のような、そんな気もします。

 

 

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函館の「和洋折衷」住宅

 さて、ここから本題の、函館の「和洋折衷」の話をします。


 函館市の西部地区の歴史的建造物ともいうべき「洋館」や「洋風建築」は、なかなか見ごたえもあり、見る人を「タイムスリップ」させてくれますね。
「旧函館区公会堂」「旧イギリス領事館」「旧ロシア領事館」、そして多くの教会など、その数は東北・北海道でも類を見ない多さを誇っています。


 さらに、それに輪をかけて多いのが、函館独特の魅力でもある旧民家や旧商家の「和洋折衷」建築です。そして、その建築様式も一様でなく、様々な形があるので、見る人の目を楽しませてくれます。

 

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「和洋折衷」住宅の並び

 その中でも多いのが、1階が「和風」で2階が「洋風」の建築様式です。


 市内観光では、ついつい目線の高さで観光してしまいますが、函館の西部地区を観光する際は、是非、「建物の上下」も見てください。必ず新しい発見があるはずです。


 「おや?」「何だろう、この不思議な建築は・・?」と思うこと請け合いです。この「和洋折衷」建築は、街中に普通にあるので、それらを探して楽しむのも、函館西部地区観光の「醍醐味」でもあります。

 

 では、次に函館の「和洋折衷」のお祭りを紹介します。

 

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湯倉神社(はこぶら)

 それは、湯の川にある「湯倉神社」の大祭です。

 そして、今年は6月22日に大祭「湯倉の杜」が開催されます。


 それの何が「和洋折衷」かというと・・。

 昼間の第1部は、主に子供たちを対象とした、様々なイベントがありますが、やはり見どころは「夜」の第2部です。


 夕方からの第2部では、神社の階段などを使った「キャンドルナイト」や「キャンドルアート」があります。


 キリスト教会のようなキャンドルの優しい光に包まれながら楽しむこともできますし、加えて、神社らしい「浦安の舞(巫女神楽)」もあり、不思議な感覚に陥ります。


 まさに、この「湯倉の杜」は、函館らしい「和洋折衷」のお祭りです。
 ちなみに、入場料は無料で、湯の川温泉から歩いても近いので、是非訪れてみて下さい。


 これからの函館は、どんどん気候が良くなりますよ!お楽しみに!

 

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「湯倉の杜」ポスター(令和元年)